
看護部長挨拶
看護部長 渡邊律子
加藤病院は、昭和26年に精神科病院として設立し、今年で65年を迎えました。
65年間の歴史の中で、精神科医療の進むべき方向性を確かめながら、地域の皆様に必要とされる病院を目指してまいりました。
今日、医療環境は入院治療から地域医療へと変化しています。
患者様が住み慣れた地域で、その人らしく生活できるために、治療を支え、生活を支えることが私達の責務であり、医療情勢、地域の変化に柔軟に対応できる組織でなければならないと感じています。
雄仁会グループは、加藤病院を母体とした各種入所施設だけでなく、精神科及び認知症デイケア、通所リハビリテーション等の通所系のサービスも利用して頂きながら地域での生活支援に取り組んでいます。
当院看護部は、「信頼とまごころ」を看護理念に掲げ、人々の尊厳を大切に、「人の気持ちを大切に思う」温かい看護を実践しています。
一人ひとりの職員が、常に学ぶ姿勢を持ち、柔軟で豊かな感性と真摯な態度で人と向き合う人間性を培う職場土壌を醸成していきたいと思います。
「人は宝なり」を大切に、「人材育成」から「人財育成」へと繋げ、「人間力」「知恵力」「実践力」を備えた看護職員へ成長できるように努力していきます。
平成28年3月
看護部基本理念・基本方針 年度目標 (ここをクリック)
看護部基本理念「信頼とまごころ」
看護部基本方針
1.日々自己研鑽し、根拠ある看護実践で、チームの中での専門性を発揮します
2.「この病院・この施設でよかった」と思って頂けることを願い、心とこころの繋がりを大切にしたケアを提供していきます。
平成30年度看護目標
1.診療報酬・介護報酬改定に基づく組織の再編成の対応
2.認知症対応のスキルアップ
3.各個人が働きがいを見いだせるための職場づくり
(雄仁会組織として人事評価導入に向けてシステムづくり)
4.雄仁会組織の一員として、豊かな人間性と倫理観を持った人材を育成する
5.各委員会の活性化及び情報発信
教育研修 (ここをクリック)
看護部では精神科が初めての方でもスムーズに現場に入れるように様々な新人研修を行っております。精神疾患に対する基礎知識から、関連法令まで他職種による教育が行われております。一人ひとりが自信を持って看護に取り組めるよう、計画段階別臨床実践能力表を用いた個人に応じたスキルアップを図り、新人職員に対してはプリセプター制を導入し、サポート体制の充実を図っています。
その他には、院内外研修などを定期的に行い、個々人のレベルアップを目指しています。更に、看護学生の実習受け入れも積極的に行い、学生と共に学びながら看護師育成に努めています。